センター試験の季節になると流行するインフルエンザ。その代表的な予防策と言えば「マスク・うがい・手洗い・予防注射」の4点セットですが、最新の研究で「口腔ケア（歯周病治療を含め、お口の中の清潔を保つ）」も大変有効であることが発見されました。口腔内の細菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素（プロテアーゼ等）を出すため、お口の中が不潔だとインフルエンザに感染しやすくなります。さらに「歯周病による粘膜の破壊が感染を促進」「歯垢の中の細菌がウイルスの増殖を助ける」なども報告されています。
つまり、お口をケアすることが、ワクチンやお薬に頼らない、インフルエンザ予防につながるのです。
お口のケアについては、お近くの歯科医師にご相談ください。